昔の私のように、こんな悩みを抱えている人がいると思います。
この記事を読むと、無料でIELTS公式模試を受けることができます。
今回、紹介する模試は、IELTSの運営団体であるブリティシュカウンシルが提供してるものです。
しかも、本番形式に近いスタイルで受験できます!
私は、IELTSの勉強を始めてすぐ、自分の実力を知るだけのために、約25,000円も払ってIELTSを受験しました。
全く勉強せずに受験したので、結果はオーバーオール4.5という悲惨な結果。
お金がいっさいかからない模試試験なので、ぜひ試してください。
また無料のIELTS学習法をまとめた記事もあるので、そちらも合わせて参考にしてください。
ブリティシュカウンシル無料模試試験とは
オフィシャルの無料模試は、2つあります。
- 日本IELTSセンターのサンプルテスト
- ブリティシュカウンシルの無料テスト
私が、オススメするのは、②の英語サイトのブリティシュカウンシルで受けることのできる無料模試です。
それぞれの違いを説明します。
①:日本IELTSテストセンターのサンプルテスト
日本IELTSテストセンターは、サンプルテストを提供しています。
PCで受験する、3つのパート(Listening、Reading、Writing)の無料サンプルテストです。
各セクションごとにリンクが分かれており、クリックすると試験が始まります。
制限時間は表示されるのですが、自分でPDFファイルを開いて、答え合わせをする必要があります。
模試試験という感じではないので、問題形式を確認したい人にはピッタリです。
また、日本のIELTSテストセンターでは、練習問題も提供されているので、IELTS学習者は一度のぞいてみてもいいと思います。
IELTS Official Test Centre
②:ブリティシュカウンシルの無料テスト – 英語サイト
私がおすすめするのは、英語サイトのブリティシュカウンシルの無料IELTSテスト。
『Free IELTS on computer familiarisation test』と呼ばれており
コンピューターで受験する人が、試験形式に慣れておくための模試試験です。
この IELTS on Computer 習熟度テストには 3 つのセクションがあります。
- Listening (30 分)
- Reading (60 分)
- Writing (60 分)
スピーキングはないので、合計2時間半のテスト。
答えはつきではないので、現在の実力を判断する目安として利用するのがいいです。
リスニングとリーディングは、テスト後すぐに、無料で結果を受け取れます。
ライティングの採点はないのは、残念ですが…
ライティングのスコアを知りたい人は、誰かに添削してもらうのうのもいいと思います。
私が受講した半年間のIELTS講座では、ライティグ、スピーキングの添削を上限なしで受けることができ、スコアの目安もだしてくれました。
5.5→7.0に上げたIELTSオンライン講座
次の章で、ブリティシュカウンシルの無料テストのやり方を、画像たっぷりで丁寧に説明していきますね。
ブリティシュカウンシルの無料テストの受け方
ブリティシュカウンシルの無料試験の受け方を解説していきます。
IELTS全くの初心者の人は、下記の記事を読んで、少し試験対策をしてから、模試試験に挑んでもいいと思います。
IELTS勉強法の総まとめ
では、手順を説明していきます。
まずは、PCを開いて、英語サイトのブリティシュカウンシルにアクセスします。
IELTS British Council
トップ画面にアクセスした人は、赤枠の順番でクリックすると、模試試験にたどり着けます。
『Free IELTS on computer familiarisation test』の画面から「Register now」をクリックします。
名前、メールアドレスを入力して「I agree to the terms of use…」にチェックを入れて、「Register」をクリックします。
四角のチェックボックスは任意でOKです。
アカデミックか、ジェネラルを選択します。
留学を希望する学習者はアカデミックを、海外移住や海外勤務を希望する人はジェネラルを選びましょう。
試験概要を読み「Start test」をクリック。
「My details are correct」をクリックします。
すると、リスニング→リーディング→ライティングの順に試験が始まります。
もし時間が余ったら「Finish section」をクリックすると、次のセクションに進めます。
3つのセクションを終えると、メールでリスニングとリーディングのスコアを受け取れます。
ライティングは採点されないので、スコアを知りたい人は、誰かに添削してもらいましょう。
私は、基本的に独学でIELTSを学習してましたが…添削はIELTS講師にしてもらっていました。
私が受講したIELTSオンライン講座は、添削に上限がなかったので、自分で模試試験をした時にも役立ちました。
メールを開き「Click here to access your marks」をクリックすると、スコアを確認できます。
スコアはパーセンテージ(%)で記載されているので、下記の表を参考にしてください。
リスニング採点基準(目安)
正答数 | バンドスコア |
---|---|
39-40(98%) | 9.0 |
37-38(95%) | 8.5 |
35-36(90%) | 8.0 |
32-34(83%) | 7.5 |
30-31(75%) | 7.0 |
26-29(70%) | 6.5 |
23-25(60%) | 6.0 |
18-22(50%) | 5.5 |
16-17(40%) | 5.0 |
13-15(35%) | 4.5 |
10-12(28%) | 4.0 |
リーディング採点基準(目安)
正解数(アカデミック) | 正解数(ジェネラル) | バンドスコア |
---|---|---|
39-40(98%) | 40(100%) | 9.0 |
37-38(94%) | 39(97%) | 8.5 |
35-36(88%) | 37-38(95%) | 8.0 |
33-34(84%) | 36(90%) | 7.5 |
30-32(78%) | 34-35(85%) | 7.0 |
27-29(70%) | 32-33(82%) | 6.5 |
23-26(60%) | 30-31(75%) | 6.0 |
19-22(50%) | 27-29(70%) | 5.5 |
15-18(40%) | 23-26(60%) | 5.0 |
13-14(35%) | 19-22(50%) | 4.5 |
10-12(30%) | 15-18(40%) | 4.0 |
1/4の価格で受けられるIELTS公式模試
無料の模試では、3セクションしかありませんし、ライティングの採点も行われません。
お金を払ってでも、全てのセクションのスコアを知りたい人もいると思います。
IELTSプログレス・チェックは、IELTS専門採点者による評価付きのオンライン模擬テスト。
価格は、一回の試験で約50ドル(6500円)です。
本番の試験の1/4の価格で受けることができます。
プログレスチェックの利点
- アカデミック/ジェネラルどちらも受験可能
- 4セクションの試験と、スコアの目安がわかる
- レポートでフィードバックを受けれる
プログレスチェックの欠点
- 時間制限がないので、自分で管理
- スピーキングは対面形式ではなく、自分で録音
価格が安い分「本番そのままの形式」ではないです。
自分のオーバーオールスコアを確認したい人は、受けてもいいと思います。
IELTSプログレス・チェック
まとめ
この記事をまとめていきます。
オフィシャルの無料テストは2つ!
1、日本IELTSセンターのサンプルテスト
- スピーキング以外の3つのセクションを受けられる
- 答え合わせ、採点は自分でする必要がある
- 時間制限はついているが、ひと続きで試験を受けなくてもOK
- IELTSの問題傾向を把握したい人向き
2、ブリティシュカウンシルの無料テスト
- スピーキング以外の3つのセクションを受けられる
- リーディング、リスニングは自動で採点してくれる
- ライティングの採点はない
- 現在の実力を判断したい人向き
自分にあった模試試験を受けたらいいです。
当サイトでは、IELTSスコア4.5→7.0を達成した筆者の勉強法を公開しています。
学習者を応援するために有益な情報を発信しています。
IELTS4.5→7.0を達成した勉強法
よくある質問
日本人の平均スコアは、アカデミック/ジェネラルともにオーバーオール6.0です。
ネイティブでもIELTS9.0をとるのは、簡単ではない。
ペーパー試験とコンピュータ試験(CDI)のどちらかのタイプで受験します。
コンピューター形式は26,400円。
ペーパー形式は25,380円です。
IELTSスコアは0.5刻みです。スコアの平均が5.25の場合、切り上げられてオーバーオール5.5になります。反対に、スコア平均が5.175の場合、切り下げられてオーバーオール5.0となります。
実際に使ってみてよかった参考書・問題集は3つ。ケンブリッジIELTS17/実践IELTS英単語3500/英語のハノン中級
最初は独学で勉強していたのですが…最終的にKumiko先生のIELTSオンライン講座を受講し、目標スコアを達成できました。