英語力を上げるために、YouTube動画を利用している人も多いですよね。
ですが、自分のレベルにあった動画を探したり、字幕があったりなかったりと、不便なこともあります。
今回は、無料動画コンテンツで効率的に学習したい人にピッタリの「VoiceTube」という動画サービスを紹介します。
好きな動画コンテンツを見ながら、楽しく英語を学べるのが良き☆
私は、学習者目線のIELTS攻略法を、Twitterや当ブログで発信しています。
働きながら平日は約2時間、休日は約6時間IELTS&英語の勉強しました。昼休みは一人でさっとランチを済ませて洋書や単語。通勤時間は洋書・海外ドラマ・Youtube・単語。家で音読/シャドーイング系。休日は公式問題集を解いて弱点のあぶりだし。遊びにもあまり行かず会社と家と図書館とカフェの往復。笑
— うめ子|IELTS学習 (@umeko_eigo) December 20, 2022
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自分の宣伝はさておき、さっそく始めていきます。
VoiceTubeの使い方
VoiceTube(ボイスチューブ)は、台湾初の英語学習に特化した、無料動画サービスです。
VoiceTube公式サイト
YouTubeに投稿された英語動画で、効率的に英語を学べる機能が備わっています。
PCのブラウザから利用できるWeb版だけでなく、スマホアプリからも学習することが可能です。
VoiceTubeの主な機能
- 英日字幕がある
- 単語をすぐその場で調べられる
- 復習できる
- レベル別に動画を探すことができる
それぞれ解説していきます。
機能①:英日字幕がある
ワンクリックで、英語、日本語、その両方を切り替えることができます。
1センテンスずつ、字幕が表示されるので、かなり見やすいです。
アプリでは、左下の言語をクリックすると、字幕の表示が変わります。
YouTubeで、英語、日本語を両方表示させるためには、難しい設定をしなければならないですが…
機能②:単語をワンクリックで調べられる
知らない単語が出てきても、すぐに意味を調べられます。
単語をクリックすると、意味が表示されるだけでなく、発音も聞くことができます。
機能③:復習できる
単語やセンテンスをお気に入りに登録することで、後から復習することができます。
お気に入りに登録する方法は、ハートマークをクリックするだけ。
動画で分からなかった、単語やセンテンスを後から見直すことができます。
復習の時に、並べ替え問題も出題してくれます。
ただし、復習は無料プランだと制限があります。
機能④:レベル/カテゴリー別に検索できる
カテゴリー別に検索できるため、自分に適した動画を視聴できます。
動画のレベルは、CEFRという英語能力の基準で表示されています。
IELTS学習者は、以下の目安を参考にしてください。
レベルの換算表
CEFR | IELTS | レベル |
C2 | 8.5 – 9 | 上級 |
C1 | 7 – 8 | 上級 |
B2 | 5.5 – 6.5 | 中上級 |
B1 | 4 – 5 | 中級 |
A2 | – | 初級 |
A1 | – | 初級 |
無料と有料版の違い
VoiceTubeは無料で使用できますが、機能が制限されます。
無料ユーザーができることは、下記のとおり。
- 動画視聴 – 制限あり
- 単語検索
- お気に入りに保存
- 復習 – 制限あり
- 聞き取りクイズ
- スピーキングを録音
無料でも、じゅうぶん学習できます。
有料版は、ProとHeroの2種類から選択可能。
機能比較
料金表
Pro(月額) | Hero(月額) | |
1ヶ月プラン | 1400円 | 5900円 |
6ヶ月プラン | 1033円 | 3633円 |
12年プラン | 683円 | 2483円 |
VoiceTubeを利用したIELTS学習方法
私の場合、VoiceTubeは、IELTSのリスニングとスピーキング能力を向上させることに役立ちました。
実際にどのような手順で、VoiceTubeを利用したのかを紹介します。
VoiceTubeで、リスニング力を鍛える方法
動画内の文章を使ってディクテーション練習をすることができます。
ディクテーションを繰り返すことで、英語の発音とスペルを一致させることができ、英語を聞き取りやすくなります。
また、英語を聞いたときに、頭の中で日本語に変換しなくても、すばやく意味を理解できるようになります。
VoiceTubeには並べ替えの機能もついているのですが…無料だと制限もあるので、私はアナログでやっていました。
私のやっていたディクテーションの方法は下記のような感じです。
- まず何も見ずに音声だけ聞く(ストーリーが把握できるまで、最大5回)。
- 日本語字幕付きで1回だけ見て、「まったく意味がわからない」箇所が無いようにする。
- 音声だけ聞いて、紙に聞こえた英語を書きとっていく。わからない箇所は空けておき、次の時に埋めるようにする。これを最大5回まで繰り返す。
- 英語字幕を見て赤ペンで答え合わせ。
- 赤ペン箇所を見ながら、自分が聞き取れない原因を振り返ったり、弱点を発見する。
この後、同じ動画を使って、次の章で書いているようなシャドーイングに移ります。
ポイントとしては、あまり何度も繰り返してしまうと嫌になってしまうので、最大5回までと決めていたところです。
VoiceTubeで、スピーキング力を鍛える方法
シャドーイングというのは、音声の0.5秒遅れでリピートしていくトレーニング方法です。
もともとは通訳者のトレーニング法だそう。
このリピートのとき、音声の話し方を真似することで、自分の発音や全般的なスピーキング力を向上させることができます。
私がVoiceTubeを使ってやっていたシャドーイング方法は下記のような感じです。
- ディクテーションが終わった動画を用意。ディクテーションをやっていない場合は、日本語字幕付き→英語字幕付きで1回ずつ見て、ストーリーを把握する。
- 動画を英語字幕付きで再生し、0.5秒遅れでリピートする。(最大3回)
- 英語字幕なしで再生し、0.5秒遅れでリピートする。(最大3回)
- 余力があれば自分の声を録音して、さらにお手本に近づけるにはどうしたら良いか考える。
シャドーイングでスピーキング力を伸ばすには、いかにも「自分がこれをしゃべっている」みたいに自己暗示というか、イメージをクリアにすることが大事だと思っています。
あと、動画の長さにもよりますが、シャドーイングもあまりにも何回もやると疲れてしまうので、最大3回とか決めていました。
録音も、余力があるときだけにしていました。
しんどい時に自分の録音を聞くと落ち込むことが多いです。
継続することが大事だと思うので、自分のご機嫌を取ることを大事にしていましたw
別の記事で、IELTS対策に役立つ無料対策をまとめています。
よければ参考にしてください。
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