効率的に単語を覚える手順は?
どのようにすると定着するの?
スコア別の単語数の目安は?
おすすめのIELTS単語集は?
IELTS試験では、豊富な語彙力が求められます。
しかし、多くの学習者が、膨大な量の単語を覚えることに苦戦していると思います。
今回は、私が半年でIELTS頻出の5000語を習得した方法と、確実に定着させるポイントを紹介します。
ステップバイステップで、丁寧に解説していきますね。
目標スコアに必要な単語数
IELTSのスコア別に必要な単語数は、一般的に以下のように言われています。
スコア | 必要な単語数 | 能力 |
8.0 | 5,000 – 7,000 | 高度なコミュニケーション |
7.0 | 4,000 – 5,000 | 流暢なコミュニケーション |
6.0 | 3,000 – 3,500 | 限定的なコミュニケーション |
5.0 | 2,500 | 基本的な理解力 |
またIELTSでは、単語を暗記するだけでなく、文法や発音などの総合的な向上が必要です。
IELTS頻出単語の覚え方と定着させる手順
IELTS英単語の効率的な覚え方は、下記のとおり。
- IELTSの英単語集を買う
- 自分専用の英単語集を作る
- 単語だけでなく、例文も覚える
- 試験までひたすら反復する
実際に、私が覚えた手順をステップごとに解説していきます。
STEP1:IELTS英単語集を買う
まずは、IELTSに特化した英単語集を買いましょう!
私が購入したものは「実践IELTS英単語3500」
IELTS試験において頻出する単語を中心に、必要な単語を効率的に学ぶことができる人気の英単語集です。
「実践IELTS英単語3500」おすすめな理由
- IELTS頻出単語が中心
- 例文が豊富
- 英語力全般の向
- 単語はアルファベット順に分類されており、使いやすい
この単語集は、実際のコミュニケーションで必要とされる単語が多数収録されているため、IELTS試験に限らず、英語力を上げることにつながります。
私は、IELTS頻出単語集がついている、プロIELTS講師の無料メール講座にも登録していました。
単語集が無料でもらえるだけでなく、各セクションの具体的な試験対策が分かり、モチベーション維持にもつながるので、かなりオススメです。
デメリットはないので、もらっておいた方がいいと思います。
STEP2:自分の単語帳を作る
学習を進めていくうちに、『市販の単語集にはのっていないけど…よく使用する英単語』というものがでてきます。
そのため、自分専用の単語帳を作っておくといいです。
スマホアプリなど、やりやすい方法で、単語集を作りましょう。
IELTS英単語集を作る方法は、以下の手順で進めていきます。
- 必要な単語のリスト作成
IELTSでよく使用する単語や、覚えられない単語のリストを作成します。オンラインの単語帳サイトや、既存の英単語集を使います。 - 単語の意味や例文を追加
各単語の意味や例文、発音記号を追加します。備考欄に注釈を追加することもできます。 - 分類やグループ分け
単語リストを分類することで、覚えやすくなります。例えば、動詞、名詞、形容詞、副詞などの品詞ごとにグループ分けすることができます。また、テーマごとに単語リストを分けることもできます。 - フレーズを追加
IELTS試験には、スピーキングやリスニングに必要なフレーズも多数出題されます。そのため、自分が必要とするフレーズを単語リストに追加することも大切です。
以上が、自分専用のIELTS英単語集を作る手順になります。
自分で単語リストを作成することで、市販の単語集を補ってくれて、IELTS試験のスコアアップにつながります。
STEP3:単語だけでなく、例文をまるごと覚える
IELTSは、TOEICと違って、聞いたり読んだりするだけでなく、書いたり話をする(アウトプット)必要があります。
使えるようになるっていうのは意外に難しくて、覚えたつもりの単語でも、いざ使おうとすると出てこなかったりします。
「あれ?目的語付けるんだっけ?前置詞付けるんだっけ?」みたいな感じになります。
結果、けっこう使い方を間違っちゃったり・・・
背伸びをしてレベルの高い単語を使っても、使い方を間違うと、全然ポイントにならないばかりか、減点になる可能性も・・・
リスニングや、ライティングでは、スペルミスも減点対象になります。
STEP4:反復して定着させる
膨大な量の単語を覚えるためには、定期的に復習することが必要です。
最初から完璧を求めずに、何度も反復することが大切。
覚えた単語を定期的に復習し、忘れてしまっている単語を再度覚えることで、単語を長期的な記憶にすることができます。
単語って、最初だけやればいいのかな、と思いがちですが…
IELTS対策期間中で、試験直前までずっと繰り返しやる必要があります。
私が実践した単語定着までの4ステップ
- 短期間での繰り返し
新しい英単語を習得したら、最初の数日間は毎日その単語を繰り返し練習します。これにより、単語が短期記憶に定着します。 - 中期間での繰り返し
短期間の繰り返し学習が終わったら、次に1週間ごとに単語を復習します。これにより、単語が中期的な記憶に移行しやすくなります。 - 長期間での繰り返し
1週間ごとの復習が慣れてきたら、次のステップとして、2週間から1ヶ月ごとに単語を復習します。これにより、単語が長期記憶に定着しやすくなります。 - 継続的な復習と実践
長期記憶に定着した単語も、定期的に復習します。また、実際の文章や会話で単語を使うことで、自然に間隔反復学習が行われ、単語の定着がより強固になります。
今回は以上になります。
当ブログでは、IELTSに特化した勉強法を発信しています。
IELTS勉強法をまとめた記事もあるので、是非そちらも参考にしてください。