まずは何から勉強すればいいの?
スタートを失敗しない、やり方は?
独学でのIELTS学習方法は?
「IELTSを始めよう!」と思っても、何から始めていいか分からず、何もせずに時間がどんどん経っている人もいるでしょう。
私もそういう経験があるので、かなり気持ちが分かりますwww
この記事では「初心者が独学でIELTSを勉強し始める方法」にフォーカスをあてて、話していきます。
筆者は、IELTS学習者で、ほぼ独学でOA4.5→7.0を達成しました。
実体験をもとに学習者目線で「始めるならこの学習手順がいいよ!」ということを、具体的に説明していきます。
IELTS初心者は何から始めるべき?<独学ロードマップ>
初心者の人が、独学をスタートするためのロードマップをステップバイステップにまとめました。
- 目標スコアに必要な英語力を知る
- 現在の自分のレベルを知る
- 公式問題集を手に入れる
- 各セクションの目標スコアを決める
- 効率的なIELTS対策をとる
ロードマップについては、下記の記事で詳しく解説しています。
次の章で、初心者がまず取り組むべき学習についてお話しします。
IELTS初心者が絶対にやるべき3つのこと
独学で目標スコアを目指す、IELTS初心者の人が、まず取り組むべきことは、3つあります!
- 頻出の3500語覚える
- 文法力を上げる
- 公式問題集を解く
まずは単語や文法などのインプットを増やしつつ、定期的に問題集を解いていくといいです。
それぞれの項目を詳しく説明します。
やるべきこと①:頻出3500語を覚える
IELTS試験では、全セクションで語彙力はかなり重要です。
語彙力が高いと、文章の意味を正確に把握し、質問に適切に回答することができます。
また多様な表現を使うことで、スコアアップに繋がります。
スコア別の必要な単語数の目安
スコア | 必要な単語数 | 能力 |
8.0 | 5,000 – 7,000 | 高度なコミュニケーション |
7.0 | 4,000 – 5,000 | 流暢なコミュニケーション |
6.0 | 3,000 – 3,500 | 限定的なコミュニケーション |
5.0 | 2,500 | 基本的な理解力 |
IELTSを勉強する、ほとんどの学習者が6.0-7.0を目指しているため、3500語を覚えることを目標にするといいです。
私が使っていた単語集は、こちらになります。
実践IELTS英単語3500
3500語を覚えるためには、何度も反復する必要がありますし、覚えてもすぐに忘れたりするので、IELTS対策期間の最初から最後までやることを覚悟しておきましょう。
一度に覚えるのではなく、他の勉強と並行して、取り組みましょう。
効果的な覚え方については、私が5000語を暗記した記事を参考にしてください。
やるべきこと②:文法力を上げる
もし今まで、文法を避けてきた人は、目標スコアを達成するために、嫌でも取り組みましょう。
なぜ文法力が必要かというと、スピーキングとライティングで、文法が採点項目あります。
この2つのセクションで、採点される項目は、以下のとおり。
ライティング
- 課題の達成度
- 一貫性と論理性
- 文法の幅広さと正確さ
- 単語・語彙
スピーキング
- 流暢性と論理一貫性
- 発音
- 文法の幅広さと正確さ
- 単語・語彙
このように、文法は採点基準の25%を占めています。
文法は英語の基礎なので、やっておくことに越したことはないはず。
IELTS専門の文法書はないと思うので、中学の文法を総復習する系のテキストが役立ちます。
練習問題がついているものを選ぶといいです。
やるべきこと③:公式問題集を解く
IELTS公式問題集とは、こちらのことです。
世界中のIELTS学習者が使用している、公式問題集です。
手に入れていない人は、買っておきましょう。
公式問題集を解く理由は、いくつかあります。
- 試験の難易度を知る
- 自分のレベルを把握する
- IELTSの問題に慣れる
- IELTSの傾向を理解する
- 自分の得意不得意を分析する
定期的に、実際の問題を解いて、自分の弱い部分を把握します。
間違った原因を考え、どこをどう改善すれば、正解につながるのか、ということをできるだけ詳細に突き止めます。
そして、弱い部分を徹底的に勉強し、改善していくことで、スコアアップに繋がります。
並行して、セクションごとの試験対策をする
初心者の人は、まず単語力と文法力の基礎を伸ばつつ、定期的に公式問題集を解きます。
少し余裕が出てきたら、それと並行して、各セクションごとのより専門的な試験対策を始めていきましょう。
このブログでは、IELTSの学習法を網羅しています。
独学でIELTSを伸ばしたい人は、参考にしていただければ幸いです。
各セクションの勉強法