IELTSライティングで添削は必要?
ライティング添削はAIを使うと無料?
AI添削ってどうやるの?
添削サービスとAIどっちがいいの?
今回は、添削サービスとAI添削の2つを解説し、どちらが良いのか比較していきます。
実際に、私がIELTS講師から受けた添削、AI添削の実例も交えて説明します。
この記事を読めば、あなたのIELTSライティングスコアを効果的に上げる最適な添削方法が見つかりますよ。
最後に私の結論も書いてるので、下まで読んでくださいね!
IELTSライティングで添削は必要?
そもそもの話なのですが、IELTSライティングでスコアを伸ばしたければ、添削してもらうことは必須です。
実は、IELTSのなかでライティングは日本人が一番苦手なセクションなんです。
日本人IELTS平均スコア
日本人平均 | リーディング | リスニング | ライティング | スピーキング |
アカデミック | 6.1 | 5.9 | 5.5 | 5.5 |
ジェネラル | 5.6 | 6.0 | 5.6 | 5.8 |
それぐらい苦戦するセクションで、自分だけの力で立ち向かうことは、なかなか厳しいです。
自分で自分のミスを見つけることは、至難の技で、たとえ母国語の日本語であっても難しいはずです。
サンプル解答を参考にしてもいいのですが、レベルが高すぎて、あまり参考にならないものも多いです。
やはり、下記のサイクルを回すことが、ライティングスコアを伸ばす一番の近道になります。
実践する→添削うける→修正する→実践する・・・
次の章から有料添削サービス、AI添削のメリット・デメリットを順番に話していきます。
無料で使えるAI添削ツールとは?
最近は、AIの発展により、英文を自分で添削できるようになりました。
英文を入力して、「添削して!」と指示を出すと、こんな感じに瞬時に添削してくれます。
文法などの間違っているところ見つけ、正しい表現を教えてくれます。
元の文章の上から構成してくれるわけではないので、ミスしている箇所を探して、自分で照らし合わす必要があります。
エッセイの論理的な展開など、IELTSの採点基準に沿ったアドバイスが弱いですが、すぐに添削してくれるスピードが最大の強みです。
講師の添削者とは異なり、AIは感情や主観に左右されることなく、添削してくれるのも特徴の一つです。
AI添削のメリット
1. 即時フィードバック
AI添削ツールの最大の強みは、入力後すぐに結果が得られることです。ライティング練習の効率が大幅に向上します。
2. 無料で使える
多くのAI添削ツールは無料で利用できます。経済的な負担なく、何度でも添削を受けられます。
AI添削のデメリット
1. 正しいのか自分で判断しづらい
AIも間違った情報を生成する可能性もあるらしく、AIの回答が本当に正しいのか、学習者は判断しづらい側面があります。
2. 採点基準に沿っているか分からない
一般的なAIツールは、必ずしもIELTSの特定の採点基準に沿って設計されているわけではありません。IELTSライティングの具体的なフィードバックには限界があるかもしれません。
おすすめのAI添削ツールは?
私のおすすめは、下記の2つのAIです。
- ChatGPT
OpenAIが開発したAIで、添削だけでなく音声会話にも使えます。
- Gemini
Googleが開発したAIで、信頼性があります。
大きな違いがあるわけではないので、添削には、この2つのどちらかを使えばいいです。
IELTSライティング添削サービスの内容は?
私はIELTSライティング6.5をとったのですが、AI時代ではなかったので、IELTS講師の方から添削を受けていました。
実際にIELTSライティングの添削サービスを受けた、私が有料の添削サービスのメリット・デメリットをお話しします。
私が受けた添削サービス
私は、受講していたIELTSオンライン対策講座の添削サービスを利用していました。
4技能学べて、受講期間中は添削を無制限で受けられたので、追加料金はなく、お財布にも優しかったです。
ボロボロで恥ずかしいのですが…私が初めてライティング添削受けた内容はこんな感じです。びっしり訂正されました…
エッセイの上からマーカーなどを使って訂正されたので、AIと比べて間違っている箇所の全体像がわかりやすく、見やすかったです。
英文の添削だけでなくコメント表もあり、スコアを上げるためのポイントも分かりやすかったです。
- 文法ミス
- 自然な言い換え
- 論理的な展開
- スコア目安
- 減点項目
- コメント表
- 今後の学習アドバイス
このような多岐の視点で、IELTSに熟知した日本人講師の方が添削をしてくれて、当日〜3日以内に返却してくれました。
添削サービスのメリット
1. 信頼性の高いフィードバック
有料添削サービスの最大の利点は、IELTSの評価基準を熟知した専門家からの信頼性の高いフィードバックが得られることです。自己学習では気づきにくい改善点を的確に把握できます。
2. 細やかな添削
IELTSの採点基準に沿った詳細な添削が受けられるのも大きな特徴です。文法や語彙の誤りだけでなく、文章構成、論理の展開、タスク達成度など、多角的な観点からのアドバイスが期待もらえます。
3. 個別化されたアドバイス
あなたの現在のレベルや目標スコアに応じた、個別化されたアドバイスを受けられることも有料サービスの利点です。これにより、効率的かつ効果的な学習が可能になります。
添削サービスのデメリット
1. コストがかかる
有料サービスの最大のデメリットは、やはり費用がかかることです。学習期間が長くなると、相当な出費になる可能性があります。
2. 講師の質にばらつきがある
サービスによっては、講師の質にばらつきがあることがあります。経験豊富な講師もいれば、比較的経験の浅い講師もいる可能性があります。
3. フィードバックに時間がかかる場合がある
多くのサービスでは、添削結果が返ってくるまでに一定の時間がかかります。即時のフィードバックを期待する場合は、この点に注意が必要です。
ネイティブ講師と日本人講師どちらがいい?
私は、日本人IELTS講師の方から指導をしていただき、ライティング6.5を達成しました。
しかし、なかにはネイティブ講師の方が信頼できるという人もいるでしょう。
個人的な感想としては、学習者の現在のレベルと目標スコアを講師選びの基準とするといい思います。
- 6.0-7.0のミドルスコアを目指す
→日本人講師 - 7.5以上のハイスコアを目指す
→ネイティブ講師
日本人のIELTS講師は、日本人の特徴や間違いやすいポイントを熟知しており、要点を押さえた適切なフィードバックを受けることができます。
ネイティブ講師の利点としては、ネイティブらしい自然な表現や語彙の使い方ば学べることでしょう。
ただし、全て英語でのやり取りになるので、すでにある程度の英語力を身につけている人向きです。
【結論】どっちを選ぶべき?おすすめの使い方を紹介
添削の質 | フィードバック | スピード | |
有料添削 | ◎ | ◎ | △ |
無料AI | ◯ | △ | ◎ |
この比較表は、講師や使うサービスによっては違いがでてくるので、一概には言えませんが、私の体験としては、このような感じです。
やはり、AI添削は速さが強みですが、人間のような柔軟な理解やアドバイスには限界があります。
結論として、IELTSライティング対策において、添削サービスとAIツールの両方を活用することが最も効果的です。
2つを組み合わせることで、より効率的な学習アプローチが可能になります。
理想的なアプローチとしては、数をこなす練習ではAI添削を活用し、週に1回程度、有料の添削サービスを利用するというバランスが良いでしょう。
やはり人による添削だと、どうしても瞬時に添削することが難しいので、それをAIに補ってもらいます。
こうすることで、即時フィードバックというAIの利点と、採点基準に沿った添削と個別化されたアドバイスというIELTS講師の添削の利点を最大限に活用できます。