バンドスコア０.５を上げるために必要な勉強時間は？
OA０.５を上げるための対策は？
特定の技能だけ０.５伸ばす方法は？
筆者は、IELTS学習者で、OA４.5→７.0を達成しました。
私が目標スコアに到達するまでを振り返りながら、０.５を上げるために必要な勉強時間と、その対策をお話ししていきます。
【IELTS公式】バンドスコア０.５を上げるために必要な勉強時間
IELTS公式運営機関のケンブリッジが出している見解によると、
英語能力の指標であるCEFR（セファール）の次のレベルに進むには、約200時間の学習時間を目安としています。
IELTS – CEFR換算表
| IELTS | CEFR |
| 8.0 – 9.0 | C2 |
| 7.0 – 7.5 | C1 |
| 5.5 – 6.5 | B2 |
| 4.0 – 5.0 | B1 |
IELTSオーバオール4.0-5.0（B1）の人が、5.5-6.5（B2）に伸ばすには、最低でも２００時間、必要ということ。
バンドスコア0.5を上げるなら、100〜200時間の学習時間を想定しておきましょう。
毎日４〜５時間ぐらいの勉強をすれば、１ヶ月でオーバーオール0.5をあげられる計算だよ。
ただし、個人差があるため、あくまでも目安として参考にすべきです。
私がオーバーオール０.５を上げるためにかかった学習時間
私がIELTSスコアを4.5→7.0に上げるまでにかかった学習期間は、こんな感じです。
| スコア | 期間 |
| 4.5→5.5 | 1ヶ月 |
| 5.5→6.5 | ５ヶ月 |
| 6.5→7.0 | 2ヶ月 |
OA6.0に最初の壁があって、そこで少し伸び悩みました。
私は、2021年の末に、全く準備をしないで、試しにIELTSを受験しました。
結果はOverallスコア4.5で、めちゃくちゃ落ち込みました。
やる気もなくなり、ほぼ勉強せずに時が過ぎましたが…
そこからIELTS学習サイトを見て、2022年の３月頃から再び学習を始め、春に受けたIELTSでOA5.5を獲得しました。
5.5から伸び悩んでいたことがきっかけで、独学ベースのIELTSオンライン講座に申し込みました。
そして、さらなる本格的な試験対策を始め、11月末に目標のスコア7.0を達成しました。
IELTSOA4.5から7.0を達成するためにかかったトータルの学習時間は、おおよそ800時間でした。
単純に計算すると、0.5上げるためにかかった時間は160時間ということ。
IELTS講座を受けず、自分一人の力だけで挑戦した場合は、倍の時間はかかったかもしれません。
もし完全に独学で目標スコアを達成を目指す人は、少し余裕をもったスケジュールを組みましょう。
私が受けた独学ベースのIELTSオンライン講座は、こちらの記事で詳しく説明しています。
バンドスコア０.５を上げるための効果的な戦略
この記事を読んでいる人は、下記の２パターンの人だと思います。
- オーバーオール0.5を上げたい人
- 特定の技能だけ0.5上げたい人
それぞれ説明します。
オーバーオール0.5を伸ばしたい人の戦略
まずは、オーバーオール０.５を上げる効果的な戦略を話します。
実は、私はOA７.０なのですが、全ての技能で7.0を超えてるわけではありません。
ライティングとスピーキングは、６.５しか取れていません。
私の場合、もとからリスニングが得意だったこともあり、目標スコアを達成するためにリスニングをさらに伸ばしました。
例えば、OA7.0を達成するためには、４技能のトータルスコアが最低でも２７必要です。
もし、すべての技能が６.５で、トータル２６しかないとすると、0A７.0を達成するためには、トータルスコアが１足りません。
その１を上げるためには、１つの技能で1.0上げる、もしくは２つの技能で０.５づつ上げるという戦略を取ります。
どちらにせよ、得意な技能を重点的に学習する方が効率的でしょう。
特定の技能だけ0.5伸ばしたい人
０.５を伸ばす必要がある技能が決まっている人は、当然のことながら、その技能を中心に学習を進めていきます。
勉強しても、なかなか目標スコアに届かないという人は、試験に特化した対策を知ることで、０.５を伸ばせる可能性があります。
下記に各技能の勉強法をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
各セクションの勉強法
継続すれば、必ず0.5は上がる！
地道に学習を続けることで、絶対にIELTSバンドスコアを0.5上げることができます。
必要な勉強時間は個人差がありますが、OA0.5を上げるには、100〜200時間を目安に取り組みましょう。
また苦手な技能ではなく、得意な技能に集中して学習することで、効率的なOAスコアのアップに繋がります。
目標スコア達成への道のりは個々に異なりますが、継続と努力は確実に成果につながります。
実際に、私がIELTSスコアを上げた勉強法を解説している記事もあるので、ぜひご覧ください。
IELTS4.5→7.0を達成した私の勉強法
