独学でライティングを勉強する方法は?
効果的なライティングの学習方法は?
独学で添削する方法は?
IELTSライティングは、多くの学習者がつまづくセクションです。
私もかなり苦労しながら、半年で4.5→6.5を達成しました。
前半では、ライティングを始める前の初期準備、後半では独学の進め方についてお話ししていきます。
ライティング独学の初期準備
ライティングを独学する準備段階として、3つのことを理解しておきましょう。
- 目標スコアのレベルを把握する
- 自分の現在地を知る
- 採点基準を理解する
それぞれ説明します。
1、目標スコアレベルを把握する
多くの学習者が目標とするスコアは、5.5-7.0です。
IELTS Buddyというサイトで、各スコアのモデルアンサーを見ることができます。
各スコアのモデルアンサー
2、自分の現在地を知る
まずは、自分がどれくらい英文を書けるか、試しに時間を測って、模試試験にチャレンジしてみましょう。
IELTS公式問題集を使うのが一般的なやり方です。
世界中のIELTS学習者が使用しており、最も人気のある公式問題集です。
ですが、洋書なので、日本のテキストほど手厚くはないです。
巻末にサンプルアンサーも付いてますが・・・
模範解答ではないですし、どこが良くないか、ということも詳しくは書いていないので、あまり参考にはならないかもです。
自分の解答は、残念ながら、自己採点するしかないので、スコアを出したい人は、有料サービスを使うことになります。
私は、独学ベースのオンライン講座に入っていたので、添削は無制限で受けることができ、スコア目安も出してもらっていました。
3、採点基準を理解する
ライティングの採点項目は、下記のとおり。
ライティング
- 課題の達成度
- 一貫性と論理性
- 文法の幅広さと正確さ
- 単語・語彙
単語力や文法力だけでなく、問題に沿った論理的な文章を書くことが求められるので、国語力も必要になっています。
➊➋が意外とイメージがわきにくく、難しいので、下の章で書いてあるような対策をしっかりしていく必要があります。
IELTSライティングを独学で進めていく方法
ライティングを独学で進める方法を3ステップで説明します。
- IELTS学習サイトでTipsを学ぶ
- 公式問題集を使って実践する
- 自分で添削する
ステップごとに解説します。
STEP1:IELTS学習サイトでTipsを学ぶ
海外のIELTS学習サイトの「IELTS Budddy」で、各タスクの傾向とTips(コツ)を参考にするといいです。
注意点として、IELTSライティングでは、アカデミック、ジェネラルで試験内容が異なります。
上記の記事は英語になっているので、難しい人は日本語に翻訳して、参考にしてください。
ライティングについての傾向と基本的な対策を学ぶことができます。
何も知らずにいきなりライティングの問題を読んで、書き始めるのはふつう無理だと思うので、予備知識を入れておきましょう。
STEP2:公式問題集を使って実践する
ライティングの傾向やコツを学んだら、実際の問題に取り組みましょう。
先ほど紹介したIELTS公式問題集の問題を解いていきます。
公式問題集だけだと、ネタがすぐに尽きるので、海外サイトなどを利用して、サンプル問題を数多くこなしましょう。
STEP3:自分で添削する
自分で添削するのは、学習者にとっと大きなハードルなので、便利ツールを使います。
- Grammarly(英文校正ツール)
- ChatGPT(生成AIツール)
添削ツール①:Grammarly
Grammarly(グラマリー)は、英文校正ツールです。
英語の文章を入力すると、文法やスペルのミスを自動的に検出し、修正や改善の提案を行ってくれます。
添削ツール②:ChatGPT
ChatGPTは、人間のような自然な会話ができる、高性能チャットAIです。
書いた文章を「添削して」という指示を出すと、正しい文章を生成してくれます。
これらのツールを使うことで、間違いを訂正してもらうことは可能です。
しかし、IELTSライティングの採点基準に沿って、添削してくれるわけではないので、あくまでも数をこなすときに利用する方がいいです。
私が受講した独学ベースのIELTS講座は、4技能の試験テクニックを学べるだけでなく、添削と質問も無制限でした。
「IELTS講座は高いから独学でしたい」という人にもお勧めできる内容&料金になっています。