IELTS

IELTS試験で時間が足らないを防ぐ!効果的な時間配分でスコアを上げる方法

IELTS学習者の悩み

リーディングの時間が足らない

ライティングの時間が足らない

最適な時間配分がわからない

効率的に解くコツを知りたい

上記の悩みを解決する内容です!

いくら英語力があっても、IELTS試験では、時間配分をミスすると大幅にスコアを落とします。

見直しの時間も確保できると、細かなミスを無くすことができ、スコアアップに繋がります。

前半パートではリーディングについて、後半パートではライティングについて解説していきます。

今回説明する内容は、私が受講したIELTSオンライン講座で教えてもらった対策となっています。

さっそく、説明を始めていきますね。

IELTSの試験時間をサラッと解説

まずはIELTSの試験時間をサクッとおさらいします!
セクション 試験時間 問題数
リスニング 約30分 40問
リーディング 60分 40問
ライティング 60分 2問
スピーキング 11-14分 3パート

時間が足りなくなるのは、リーディングとライティングです。

当たり前ですが、リスニングは時間が足りなくなるということはなく…

スピーキングの場合は、ついつい話し続けて、時間オーバーになっても減点にはならないです。

スピーキングは制限時間を気にすることなく、とにかく話し続けることが大事みたい!

下記でリーディングとライティングの効果的な時間配分を詳しく解説していきます。

 

リーディングの適切な時間配分と効率的に解くコツ

IELTSリーディングのスコアを上げた勉強法

下記の3つのパートに分けてお話ししていきます。

  • リーディングの最適な時間配分
  • 時間が足らない要因
  • 時間内に終わらせるコツ

時間内に解くためには、時間が足らない要因、効率的に解くコツを知ることが大切です。

最適な時間配分

IELTSリーディングセクションは、3つのパートから構成されており、合計40問の問題が出題されます。

各パートごとの適切な時間配分は以下の通りです。

パート 問題数 適切な時間配分
1 13-14問 約15分
2 13-14問 約20分
3 13-14問 約25分

ただし、この時間配分はあくまで目安であり、自分の読解スキルや理解力によって異なる場合があります。

模試試験を重ねることで、自分に適した時間配分を見つけていきましょう!

 

リーディングの時間が足らない要因

IELTSリーディングで時間が足りなくなる原因は、下記のようなことが考えられます。

原因①:語彙不足

文章中に出てくる難しい単語や専門用語を理解できないと、文章全体の意味がつかめずに時間がかかってしまいます。

原因②:テクニックが不足

リーディングにおいて、全体を俯瞰するスキミングや目的の情報を探すスキャニングなどのテクニックが必要です。テクニックが身に付いていないと、時間をかけて文章全体を読まなければいけないので、時間が不足する可能性があります。

原因③:難解な文章構造

IELTSリーディングの本文には、複雑な文章構造や長文が含まれている場合があります。こういった文章を理解するために時間をかけてしまうと、後半の問題に十分な時間が割けなくなる可能性があります。

原因④:読解力の不足

文章を理解する力が不足している場合、文章を読むのに時間がかかることがあります。また、文章の意味を十分に理解せずに問題に取り組むと、間違った答えを選んでしまうこともあります。

 

リーディングを時間内に終わらせるコツ

IELTSリーディングを時間内に解くために、こんなコツを教えてもらって、実践してました!

コツ①:段落の結論を理解する

英語の段落構成では、トピックセンテンス(段落の結論)が段落の最初に位置することが多いです。トピックセンテンスを読むことで各段落の主題が分かり、そのまま主題が解答にもつながるため、時間を節約できます。また段落の主題を本文の脇にメモしておくと役立ちます。

コツ②:テクニックを使う

リーディングテキスト全体を読むのではなく、目的の情報を探し出すスキミングやスキャニングの技術を磨くことが重要です。目的の情報を素早く見つけることで、時間を節約できます。

コツ③:設問文をよく読む

設問文をよく読んで、何を求めているかをしっかりと理解します。また、設問の中でキーワードが使われている場合は、そのキーワードを探し出すことで、問題を解く手がかりになることがあります。

コツ④:設問を読んでから本文を読む

設問を読む前に文章を読んでしまうと、重要なポイントを見落とす可能性が高くなります。設問を確認して「どの部分に焦点を当てて読むべきか」を明確にした上で、本文へと進むと良いです。

コツ⑤:わからない問題は後回しにする

リーディングで時間切れになる主な理由の一つは、理解できない問題に無駄な時間を費やしてしまうことです。1分くらい考慮しても答えが出ない場合は、素早く次の問題に移りましょう!印をつけておいて、時間が残った時にまた戻ってくることができます。

コツ⑥:キーワードや要点に下線や印をつける

文章や設問の中に回答に繋がる重要なキーワードが点在しています。そのため、読み進める中で重要な単語やフレーズに下線を引くことで、効率的に問題に取り組むことができます。

各リーディングパートについての解き方を説明した記事もありますので、そちらも参考にしてください。

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次に、ライティングについて説明します。

 

ライティングの適切な時間配分と効率的に解くコツ

IELTSライティングのスコアを上げた勉強法

下記の3つのパートに分けてお話ししていきます。

  • ライティングの最適な時間配分
  • 時間が足らない要因
  • 時間内に終わらせるコツ

時間内に解くためには、時間が足らない要因、効率的に解くコツを知ると良いです。

最適な時間配分

IELTSライティングセクションは、2つのタスクから構成されており、試験時間は60分です。

各タスクごとの適切な時間配分の目安は以下の通りです。

タスク 最低語数 適切な時間配分
1 150語 約20分
2 250語 約40分

タスク1は、図表やグラフなどの情報を要約・説明する形式です。

タスク2は、一般的なトピックに関するエッセイを書く形式です。

タスク2の方が語数が多く、より複雑な構造を必要とするため、タスク1よりも多くの時間を割くことが推奨されます。

また、残りの時間を使ってエッセイの見直しや文法・綴りの確認を行い、正確さを向上させましょう。

 

時間が足らない原因は?

IELTSライティングで時間が足らない原因は以下の通りです。

原因①:文章構成の問題

英文の論理的な構成や段落の分け方を知らないと、文章を書くのに余分な時間がかかります。ストラクチャー(構成、構造)と呼ばれています。

原因②:書く内容について考えるのに時間がかかる

さまざまなトピックについての意見を持っておかないと、書き始めるまでに時間がかかります。普段からいろいろな英文を読んだりすることが必要になってきます。

原因③:編集と校正の時間

ライティングの最後に編集や校正を行う時間を考慮せずに進めると、最後の見直しの時間が足りなくなることがあります。理想は5分ですが、3分でも1分でも、校正を少しできるだけで、ミスが少なくなると私も実感しています。

原因④:文法力や語彙力が不足している

基礎的な英語力が不足していると、書くスピードが遅くなります。こちらも、普段から英語を読むことで、かなり改善できます。

原因⑤:タスク1とタスク2の時間配分が正確でない

どちらかに時間をかけすぎると、時間が足らなくなるため、適切な時間配分をすることが必要です。

 

ライティングを時間内に終わらせるコツ

IELTSライティングを時間内に終わらせるためには、以下の方法を実践することが重要です。

コツ①:最適な時間配分を行う

60分のテスト時間内に、タスク1とタスク2を終わらせる必要があります。それぞれのタスクに割り当てる時間を決め、時間内に終わるようにすることが重要です。私は、先生からアドバイスを受けて、タスク2に45分、タスク1に12分、校正3分、という時間配分で最終的には落ち着いていました。

コツ②:アウトラインを作成する

各タスクを始める前に、アウトラインを作成することで、構成を明確にし、アイデアを整理します。アウトラインには、トピックセンテンス、サポートする理由、具体例が含まれます。ここをきちんとしておくと、後々になって時間の節約になります。

コツ③:確認時間を確保する

練習の時から確認時間を残しておくことで、時間がかかりすぎた場合でも対応できます。また文章に論理的な誤りがないか、スペルや文法のミスがないか、しっかりと確認することで、スコアアップにも繋がります。

 

今回の内容は以上になります。

私が目標スコアを達成した、IELTSの勉強法をまとめた記事もあるので、よろしければ参考にしてください。

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